Aさんは家から1.5km離れた野球場へ行く。約束の時間まであと15分しかない。歩く速さは分速60m、走る速さは分速180mである。約束の時間に間に合うように、何分歩いて何分走ればよいかを求める。歩く時間を$x$分、走る時間を$y$分とすると、$x+y$と$60x+180y$に入る値を求め、連立方程式を解いて$x$と$y$を求める問題。

代数学連立方程式文章問題速度距離時間
2025/3/24

1. 問題の内容

Aさんは家から1.5km離れた野球場へ行く。約束の時間まであと15分しかない。歩く速さは分速60m、走る速さは分速180mである。約束の時間に間に合うように、何分歩いて何分走ればよいかを求める。歩く時間をxx分、走る時間をyy分とすると、x+yx+y60x+180y60x+180yに入る値を求め、連立方程式を解いてxxyyを求める問題。

2. 解き方の手順

まず、問題文から2つの式を立てます。
* 「約束の時間まであと15分しかない」ことから、x+y=15x + y = 15 (分)。
* 「家から1.5km離れた野球場」で、距離は1.5km = 1500mなので、60x+180y=150060x + 180y = 1500
次に、この連立方程式を解きます。
(1) 式をx=15yx = 15 - yと変形する。
(2) それを(2) 式に代入すると、60(15y)+180y=150060(15-y) + 180y = 1500
(3) 式を展開すると、90060y+180y=1500900 - 60y + 180y = 1500
(4) 式を整理すると、120y=600120y = 600
(5) y=600/120=5y = 600/120 = 5 (分)。
(6) x=15y=155=10x = 15 - y = 15 - 5 = 10 (分)。

3. 最終的な答え

x=10x = 10, y=5y = 5
よって、10分歩いて、5分走ればよい。