次の3つの関数のグラフを描く問題です。 (3) $y = x^3 + 2x^2$ (4) $y = x^3 - 3x - 2$ (5) $y = -x^3 + 3x^2 - 3x + 5$
2025/5/24
1. 問題の内容
次の3つの関数のグラフを描く問題です。
(3)
(4)
(5)
2. 解き方の手順
各関数について、グラフを描くために以下の手順で考えます。
(3) の場合
* 共通因数で因数分解します。
* となるの値を求めます(x切片)。
より、 (重根) と です。
* 増減表を作成します。まず、を計算します。
* となるの値を求めます。
より、 と です。
* 増減表を作成し、のとき極大値、のとき極小値をとることを確認します。
のとき、
のとき、
* これらの情報をもとにグラフを描きます。
(4) の場合
* 因数定理を用いて因数分解します。を代入すると、 なので、を因数に持ちます。
* となるの値を求めます(x切片)。
より、 (重根) と です。
* 増減表を作成します。まず、を計算します。
* となるの値を求めます。
より、 と です。
* 増減表を作成し、のとき極値なし、のとき極小値をとることを確認します。
のとき、
のとき、
* これらの情報をもとにグラフを描きます。
(5) の場合
*
* となる は のみ。
*
* のとき、
* は常に0以下なので、単調減少のグラフとなります。
* のとき、 なので、変曲点となります。
3. 最終的な答え
問題文にはグラフを描けとありますが、ここではグラフの概形を把握するための情報をまとめました。実際にグラフを描くには、これらの情報を基にして下さい。
(3) :
* x切片: (重根)
* 極大値: のとき
* 極小値: のとき
(4) :
* x切片: (重根),
* 極小値: のとき
* で極値を持たない
(5) :
* は常に0以下。単調減少
* 変曲点: のとき