△ABCにおいて、AB = 6, BC = 8とし、辺BCを1:3に内分する点をDとする。また、点Oを中心とし、2点C、Dを通る円Oが辺AB上の点Eで辺ABに接している。円Oと辺ACの交点のうち、点Cと異なるものをFとする。このとき、以下の値を求めよ。 (1) BD (2) 方べきの定理より BE (3) 線分ADと線分CFの交点をGとするとき AG/GD * GC/EG (4) ∠ACE = ∠BCEとするとき AC (5) AF

幾何学三角形方べきの定理チェバの定理メネラウスの定理角の二等分線の定理内分
2025/5/24

1. 問題の内容

△ABCにおいて、AB = 6, BC = 8とし、辺BCを1:3に内分する点をDとする。また、点Oを中心とし、2点C、Dを通る円Oが辺AB上の点Eで辺ABに接している。円Oと辺ACの交点のうち、点Cと異なるものをFとする。このとき、以下の値を求めよ。
(1) BD
(2) 方べきの定理より BE
(3) 線分ADと線分CFの交点をGとするとき AG/GD * GC/EG
(4) ∠ACE = ∠BCEとするとき AC
(5) AF

2. 解き方の手順

(1) BDを求める。
BDはBCを1:3に内分するので、BD=14BC=14×8=2BD = \frac{1}{4} BC = \frac{1}{4} \times 8 = 2
(2) 方べきの定理よりBEを求める。
方べきの定理より、BE2=BD×BCBE^2 = BD \times BCであるから、BE2=2×8=16BE^2 = 2 \times 8 = 16
よって、BE=4BE = 4
(3) 線分ADと線分CFの交点をGとするとき AG/GD * GC/EGを求める。
チェバの定理より、AFFC×CBBD×DEEA=1\frac{AF}{FC} \times \frac{CB}{BD} \times \frac{DE}{EA} = 1
メネラウスの定理よりAGGD×DBBC×CFFA=1\frac{AG}{GD} \times \frac{DB}{BC} \times \frac{CF}{FA}=1
AGGD×DBBC×CFFA=1\frac{AG}{GD} \times \frac{DB}{BC} \times \frac{CF}{FA} = 1
AGGD×28×CFFA=1\frac{AG}{GD} \times \frac{2}{8} \times \frac{CF}{FA} = 1
AGGD=4FACF\frac{AG}{GD} = 4\frac{FA}{CF}
AGGDGCEG=ABBE=64=32\frac{AG}{GD} \cdot \frac{GC}{EG} = \frac{AB}{BE} = \frac{6}{4} = \frac{3}{2}
AG/GDGC/EG=AB/BE=6/4=3/2AG/GD * GC/EG = AB/BE = 6/4 = 3/2
(4) ∠ACE = ∠BCEとするとき ACを求める。
角の二等分線の定理より、AC:BC=AE:BEAC:BC = AE:BE
AC:8=(64):4AC:8 = (6-4):4
AC:8=2:4AC:8 = 2:4
4AC=164AC = 16
AC=4AC=4
(5) AFを求める。
AC=4、AB=6
方べきの定理より、AFAC=AEABAF * AC = AE * AB
AF4=26=12AF * 4 = 2 * 6 = 12
AF=3AF = 3

3. 最終的な答え

(1) BD = 2
(2) BE = 4
(3) AG/GD * GC/EG = 3/2
(4) AC = 4
(5) AF = 3

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