## 問題の解答
以下に、与えられた数学の問題に対する解答を示します。
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1. 問題の内容
与えられた問題は以下の通りです。
1. 点A(3, 3), B(-1, 5)に対して、AP = BPを満たす点P(x, y)の軌跡を求める。
2. 点A(-2, 0), B(1, 0)に対して、AP : BP = 2 : 1を満たす点P(x, y)の軌跡を求める。
3. xy平面上の直線 $y = 2x + 4$ 上を動く点Pに対して、線分PQの中点が (5, 2)となる点Qの軌跡の方程式を求める。
4. 原点をOとする。xy平面上の円 $x^2 + y^2 + 6x - 9y = 9$ 上を動く点Pに対して、線分OPを2:1に内分する点Qの軌跡の方程式を求める。
5. $x, y$ が $t$ を用いて次のように表されているとき、$t$ が任意の実数値をとって動くとき、点P(x, y)の軌跡を求める。
* (7)
* (8)
6. $k$ を実数の定数とする。xy平面上の放物線 $y = x^2 + 4kx + 2k^2 + 4k + 1$について、以下の問いに答えよ。
* (9) 頂点の座標を(X, Y)とおく。X, Yをそれぞれkの式で表せ。
* (10)頂点の軌跡の方程式を求めよ。
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2. 解き方の手順
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1. AP = BPの軌跡:**
* AP = BPは、点PがAとBから等距離にあることを意味します。これは、AとBを結ぶ線分の垂直二等分線です。
* A(3, 3)とB(-1, 5)の中点は です。
* 線分ABの傾きは です。
* 垂直二等分線の傾きは、の逆数の符号を変えたものなので、2です。
* 垂直二等分線の方程式は、 すなわち です。
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2. AP : BP = 2 : 1の軌跡:**
* AP : BP = 2 : 1は、点PがAとBからの距離の比が2 : 1であることを意味します。これはアポロニウスの円です。
* なので、となります。
*
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3. 線分PQの中点が (5, 2)となる点Qの軌跡:**
* 点Pは直線 上にあるので、P(s, t)とすると 。
* 点Q(X, Y)とすると、線分PQの中点は 。
* 中点が(5, 2)なので、 と 。
* したがって、 と 。
* に代入すると、。
*
*
*
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4. 線分OPを2:1に内分する点Qの軌跡:**
* 点P(s, t)は円 上にあるので、。
* 点Q(X, Y)は線分OPを2:1に内分するので、 と 。
* したがって、 と 。
* に代入すると、。
*
*
*
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5. tを用いた軌跡:**
* (7)
* を に代入すると、。
* (8)
* を に代入すると、。
* 。
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6. 放物線の頂点の軌跡:**
* を平方完成すると、
。
* 頂点の座標は なので、 と 。
* を に代入すると、。
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