まず、マクローリン展開の一般形を確認します。多変数関数のマクローリン展開は、以下のようになります。
f(x,y)=f(0,0)+∂x∂f(0,0)x+∂y∂f(0,0)y+21(∂x2∂2f(0,0)x2+2∂x∂y∂2f(0,0)xy+∂y2∂2f(0,0)y2)+… 次に、必要な偏微分を計算します。
f(x,y)=1−x−y1 f(0,0)=1−0−01=1 ∂x∂f=(1−x−y)21 ∂x∂f(0,0)=(1−0−0)21=1 ∂y∂f=(1−x−y)21 ∂y∂f(0,0)=(1−0−0)21=1 ∂x2∂2f=(1−x−y)32 ∂x2∂2f(0,0)=(1−0−0)32=2 ∂x∂y∂2f=(1−x−y)32 ∂x∂y∂2f(0,0)=(1−0−0)32=2 ∂y2∂2f=(1−x−y)32 ∂y2∂2f(0,0)=(1−0−0)32=2 これらの値をマクローリン展開の式に代入します。
f(x,y)=1+1x+1y+21(2x2+2(2)xy+2y2)+… f(x,y)=1+x+y+x2+2xy+y2+…