百の位の数が一の位の数の2倍で、各位の数の和が16になる3桁の整数がある。その整数から297を引くと、各位の数の順序が逆になるという。十の位の数を $x$ 、一の位の数を $y$ とおくと、次の連立方程式ができる。 $2y + x + y = 16$ これを解き、指定された式を完成させ、該当する整数を選びます。

代数学連立方程式3桁の整数方程式の解法
2025/3/24
はい、この問題を解きましょう。

1. 問題の内容

百の位の数が一の位の数の2倍で、各位の数の和が16になる3桁の整数がある。その整数から297を引くと、各位の数の順序が逆になるという。十の位の数を xx 、一の位の数を yy とおくと、次の連立方程式ができる。
2y+x+y=162y + x + y = 16
これを解き、指定された式を完成させ、該当する整数を選びます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた連立方程式を整理します。
2y+x+y=162y + x + y = 16
x+3y=16x + 3y = 16
また、百の位の数は 2y2y です。
3桁の整数は 200y+10x+y200y + 10x + y と表せます。この整数から297を引くと、各位の数が逆になるので、200y+10x+y297=100y+10x+2y200y + 10x + y - 297 = 100y + 10x + 2y となります。
整理すると、200y+10x+y(100y+10x+2y)=297200y + 10x + y - (100y + 10x + 2y) = 297
201y+10x(102y+10x)=297201y + 10x - (102y + 10x) = 297
99y=29799y = 297
y=3y = 3
y=3y = 3x+3y=16x + 3y = 16 に代入すると、
x+3(3)=16x + 3(3) = 16
x+9=16x + 9 = 16
x=7x = 7
元の3桁の整数は 200y+10x+y=200(3)+10(7)+3=600+70+3=673200y + 10x + y = 200(3) + 10(7) + 3 = 600 + 70 + 3 = 673 となります。
実際に、673297=376673 - 297 = 376 であり、各位の数が逆になっていることが確認できます。

3. 最終的な答え

200y+10x+y は 673 である。

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