集合$A = \{4, a+1, a\}$、集合$B = \{-2, a+3, 2a-1\}$があり、$A \cap B = \{1, 4\}$のとき、定数$a$の値と和集合$A \cup B$を求める。

代数学集合集合演算連立方程式
2025/5/29

1. 問題の内容

集合A={4,a+1,a}A = \{4, a+1, a\}、集合B={2,a+3,2a1}B = \{-2, a+3, 2a-1\}があり、AB={1,4}A \cap B = \{1, 4\}のとき、定数aaの値と和集合ABA \cup Bを求める。

2. 解き方の手順

AB={1,4}A \cap B = \{1, 4\}なので、AABBはともに1144を要素として含む。
AA44を要素に含んでいるので、a+1a+1またはaa11である必要がある。
(1) a+1=1a+1 = 1のとき、a=0a = 0
このとき、A={4,1,0}A = \{4, 1, 0\}, B={2,3,1}B = \{-2, 3, -1\}
AB=A \cap B = \emptysetとなり、条件AB={1,4}A \cap B = \{1, 4\}に反する。
(2) a=1a = 1のとき、A={4,2,1}A = \{4, 2, 1\}, B={2,4,1}B = \{-2, 4, 1\}
このとき、AB={1,4}A \cap B = \{1, 4\}となり、条件を満たす。
したがって、a=1a = 1
このとき、A={4,2,1}A = \{4, 2, 1\}, B={2,4,1}B = \{-2, 4, 1\}なので、
AB={1,2,4,2}A \cup B = \{1, 2, 4, -2\}となる。

3. 最終的な答え

a=1a = 1, AB={2,1,2,4}A \cup B = \{-2, 1, 2, 4\}

「代数学」の関連問題

与えられた式 $x^2 - xy - 2y - 4$ を因数分解します。

因数分解多項式代数
2025/5/30

与えられた式 $5x^2y \div \frac{x}{3}$ を計算し、簡略化します。

式の計算簡略化代数式
2025/5/30

与えられた式 $5x^2y \div \frac{x}{3}$ を計算します。

式の計算代数整式単項式
2025/5/30

与えられた行列 A, B, C に対して、$A^TBC$ を計算し、その結果の行列の各要素の値を求める問題です。$A^TBC$ の結果は、 $A^TBC = \begin{pmatrix} a & b...

行列行列の積転置行列
2025/5/30

与えられた数式を計算し、空欄を埋める問題です。具体的には、以下の4つの計算を行う必要があります。 (1) $x^3 \times x^5 = x^{3+ア} = x^{イ}$ (2) $(-2a)^2...

指数法則計算
2025/5/30

与えられた4x4行列の行列式を計算します。行列は次のとおりです。 $ \begin{bmatrix} 2 & 5 & -2 & 8 \\ 1 & 3 & 1 & 5 \\ 1 & 2 & 0 & 3 ...

行列行列式余因子展開線形代数
2025/5/30

与えられた4x4行列の行列式を計算します。行列は以下の通りです。 $\begin{bmatrix} 2 & 5 & -2 & 8 \\ 1 & 3 & 1 & 5 \\ 1 & 2 & 0 & 3 \...

行列行列式線形代数行簡約化
2025/5/30

写像 $f: \mathbb{R}^3 \to \mathbb{R}^2$ が $f\left(\begin{bmatrix} x \\ y \\ z \end{bmatrix}\right) = \...

線形写像表現行列ベクトル空間線形代数
2025/5/30

与えられた問題は以下の3つの部分から構成されています。 (1) $W = \{ \mathbf{x} \mid x_1 - x_2 + x_3 = 3 \}$ が $\mathbb{R}^3$ の部分...

線形代数部分空間次元基底ベクトル空間
2025/5/30

$W = \{x \mid x_1 - x_2 + x_3 = 3\}$ が $\mathbb{R}^3$ の部分空間であるかどうかを判定し、その理由を述べる。

線形代数部分空間ベクトル空間
2025/5/30