与えられた4つの2次関数について、グラフを描き、軸と頂点を求める問題です。関数は以下の通りです。 (1) $y = (x-1)^2 + 2$ (2) $y = 2(x-2)^2 - 4$ (3) $y = -2(x+1)^2 + 2$ (4) $y = -\frac{1}{2}(x+2)^2 - 1$

代数学二次関数グラフ頂点放物線
2025/5/29

1. 問題の内容

与えられた4つの2次関数について、グラフを描き、軸と頂点を求める問題です。関数は以下の通りです。
(1) y=(x1)2+2y = (x-1)^2 + 2
(2) y=2(x2)24y = 2(x-2)^2 - 4
(3) y=2(x+1)2+2y = -2(x+1)^2 + 2
(4) y=12(x+2)21y = -\frac{1}{2}(x+2)^2 - 1

2. 解き方の手順

2次関数の一般形は y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q であり、このとき頂点は (p,q)(p, q)、軸は x=px = p となります。
各関数について、この形に変形し、頂点と軸を求めます。
(1) y=(x1)2+2y = (x-1)^2 + 2
すでに一般形なので、頂点は(1,2)(1, 2)、軸はx=1x = 1です。グラフは、x=1x=1を軸とし、頂点(1,2)(1,2)で下に凸な放物線になります。
(2) y=2(x2)24y = 2(x-2)^2 - 4
すでに一般形なので、頂点は(2,4)(2, -4)、軸はx=2x = 2です。グラフは、x=2x=2を軸とし、頂点(2,4)(2,-4)で下に凸な放物線になります。y=x2y = x^2 のグラフをxx軸方向に2、yy軸方向に4-4平行移動し、yy軸方向に2倍に拡大したものです。
(3) y=2(x+1)2+2y = -2(x+1)^2 + 2
すでに一般形なので、頂点は(1,2)(-1, 2)、軸はx=1x = -1です。グラフは、x=1x=-1を軸とし、頂点(1,2)(-1,2)で上に凸な放物線になります。y=x2y = x^2 のグラフをxx軸方向に1-1yy軸方向に2平行移動し、yy軸方向に2-2倍に拡大(xx軸に関して対称にしたあと2倍に拡大)したものです。
(4) y=12(x+2)21y = -\frac{1}{2}(x+2)^2 - 1
すでに一般形なので、頂点は(2,1)(-2, -1)、軸はx=2x = -2です。グラフは、x=2x=-2を軸とし、頂点(2,1)(-2,-1)で上に凸な放物線になります。y=x2y = x^2 のグラフをxx軸方向に2-2yy軸方向に1-1平行移動し、yy軸方向に12-\frac{1}{2}倍に拡大(xx軸に関して対称にしたあと12\frac{1}{2}倍に縮小)したものです。

3. 最終的な答え

(1) 頂点: (1,2)(1, 2)、軸: x=1x = 1
(2) 頂点: (2,4)(2, -4)、軸: x=2x = 2
(3) 頂点: (1,2)(-1, 2)、軸: x=1x = -1
(4) 頂点: (2,1)(-2, -1)、軸: x=2x = -2

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