数列が等差数列であるか確認します。
8−10=−2 −2−4=−6 −10−(−2)=−8 数列の差が一定ではないため、等差数列ではありません。階差数列を考えます。階差数列とは、隣り合う項の差を取ってできる数列です。
階差数列は −2,−4,−6,−8,… となります。この階差数列は初項が-2、公差が-2の等差数列です。 bn=−2+(n−1)(−2)=−2−2n+2=−2n 元の数列の一般項を an とすると、n≥2 のとき、 an=a1+∑k=1n−1bk an=10+∑k=1n−1(−2k)=10−2∑k=1n−1k ∑k=1n−1k=2(n−1)n なので、 an=10−2⋅2(n−1)n=10−n(n−1)=10−n2+n=−n2+n+10 n=1 のとき a1=−12+1+10=−1+1+10=10 となり、初項と一致します。