複素数の等式では、実部と虚部がそれぞれ等しい。したがって、
という2つの式が得られる。これを連立方程式として解く。
まず、2番目の式を2倍する。
4x−2y=8 次に、1番目の式を2倍する。
2x+6y=18 新たに得られた2つの式は、
4x−2y=8 2x+6y=18 1番目の式から2番目の式を引いて、x を消去することを試みる。しかし、そのまま引くと x が残るため、2番目の式をさらに2で割って、x+3y=9とする。すると1番目の式 x+3y=9 と同じになるため、y を消去することを考える。 2番目の式から y=2x−4 が得られる。これを1番目の式に代入する。 x+3(2x−4)=9 x+6x−12=9 x=3 を y=2x−4 に代入すると y=2(3)−4=6−4=2 連立方程式を解く別の方法としては、1番目の式から x=9−3y を得る。これを2番目の式に代入する。 2(9−3y)−y=4 18−6y−y=4 18−7y=4 y=2 を x=9−3y に代入すると x=9−3(2)=9−6=3