$2\cos\theta - \sqrt{3} < 0$ を満たす $\theta$ の範囲を $0 \le \theta \le 2\pi$ で求めよ。

解析学三角関数不等式cosθ三角不等式
2025/5/25

1. 問題の内容

2cosθ3<02\cos\theta - \sqrt{3} < 0 を満たす θ\theta の範囲を 0θ2π0 \le \theta \le 2\pi で求めよ。

2. 解き方の手順

まず、不等式を変形する。
2cosθ3<02\cos\theta - \sqrt{3} < 0
2cosθ<32\cos\theta < \sqrt{3}
cosθ<32\cos\theta < \frac{\sqrt{3}}{2}
次に、0θ2π0 \le \theta \le 2\pi の範囲で cosθ=32\cos\theta = \frac{\sqrt{3}}{2} となる θ\theta を求める。
cosθ=32\cos\theta = \frac{\sqrt{3}}{2} となる θ\thetaθ=π6\theta = \frac{\pi}{6}θ=11π6\theta = \frac{11\pi}{6} である。
cosθ<32\cos\theta < \frac{\sqrt{3}}{2} を満たす θ\theta の範囲は π6<θ<11π6\frac{\pi}{6} < \theta < \frac{11\pi}{6} である。
したがって、求める不等式は π6<θ<11π6\frac{\pi}{6} < \theta < \frac{11\pi}{6} となる。

3. 最終的な答え

π6<θ<11π6\frac{\pi}{6} < \theta < \frac{11\pi}{6}

「解析学」の関連問題

与えられた関数の $n$ 次導関数を求めます。 (1) $x^m$ ($m < 0$, $n \le m$, $0 \le m < n$ に場合分けせよ) (2) $\frac{1}{1+x}$ (3...

微分導関数ガンマ関数高階微分
2025/6/7

実数列 $\{a_n\}_{n=1}^{\infty}$ を $a_n = (-1)^n a$ で定義する。ここで $a$ は正の実数である。この数列が収束しないことを示すための証明の空欄(ア〜エ)を...

数列収束極限証明
2025/6/7

実数列 $\{a_n\}_{n=1}^\infty$ を $a_n = (-1)^n a$ で定義する。この数列が収束しないことを示す証明における空欄ア~エを埋める問題。

数列収束証明実数列
2025/6/7

正の実数 $a$ に対して、数列 $\{a_n\}_{n=1}^{\infty}$ を $a_n = (-1)^n a$ で定める。この数列が収束しないことを示す証明の穴埋め問題。

数列収束証明絶対値
2025/6/7

正の実数 $a$ に対し、数列 $\{a_n\}_{n=1}^\infty$ を $a_n = (-1)^n a$ で定義する。このとき、数列 $\{a_n\}_{n=1}^\infty$ が収束しな...

数列収束極限絶対値三角不等式証明
2025/6/7

正の実数 $a$ に対して、数列 $\{a_n\}_{n=1}^\infty$ を $a_n = (-1)^n a$ で定義する。この数列が収束しないことを示すための証明の空欄ア~エに適切な語句を選択...

数列収束極限三角不等式
2025/6/7

問題は2つあります。 (1) 関数 $y = x^3 + ax^2 + 2ax + 4$ が極値を持つような $a$ の値の範囲を求める問題です。 (2) 次の接線の方程式を求める問題です。 ...

微分極値接線微分方程式
2025/6/7

曲線 $y = \frac{1}{x} + 1$、直線 $y = 0$、$x = 1$、$x = 3$ で囲まれた部分を $x$ 軸の周りに回転してできる立体の体積を求め、画像の空欄AからMを埋める。

積分回転体の体積定積分対数関数
2025/6/7

曲線 $y = x^2 - 1$ と $x$軸で囲まれた部分を $x$軸の周りに回転させてできる立体の体積を求める問題です。積分を用いて体積を計算する過程が示されており、空欄を埋める形式になっています...

積分回転体の体積定積分偶関数
2025/6/7

曲線 $y = \sqrt{x+2}$、x軸、y軸で囲まれた図形の面積を求める問題です。積分を用いて面積を計算します。

積分面積定積分置換積分関数のグラフ
2025/6/7