横が縦より7cm長い長方形の厚紙の4隅から一辺が2cmの正方形を切り取り、直方体の容器を作ると、容積が120 $cm^3$ になりました。このとき、はじめの厚紙の縦の長さを求めなさい。

代数学二次方程式文章題因数分解体積長方形
2025/3/25

1. 問題の内容

横が縦より7cm長い長方形の厚紙の4隅から一辺が2cmの正方形を切り取り、直方体の容器を作ると、容積が120 cm3cm^3 になりました。このとき、はじめの厚紙の縦の長さを求めなさい。

2. 解き方の手順

はじめの厚紙の縦の長さを xx cmとすると、横の長さは (x+7)(x+7) cmとなります。
4隅から1辺が2cmの正方形を切り取って作った直方体の容器の高さは2cmです。
容器の底面の縦の長さは (x4)(x-4) cm、横の長さは (x+74)=(x+3)(x+7-4) = (x+3) cmとなります。
容器の容積は 2(x4)(x+3)2(x-4)(x+3) cm3cm^3 であり、これが120 cm3cm^3 に等しいので、次の方程式が成り立ちます。
2(x4)(x+3)=1202(x-4)(x+3) = 120
方程式を解きます。
(x4)(x+3)=60(x-4)(x+3) = 60
x2x12=60x^2 -x -12 = 60
x2x72=0x^2 -x -72 = 0
(x9)(x+8)=0(x-9)(x+8) = 0
x=9x = 9 または x=8x = -8
xx は長さを表すので、x>0x > 0 である必要があります。
したがって、x=9x = 9 となります。

3. 最終的な答え

9 cm

「代数学」の関連問題

以下の連立方程式を解く問題です。 $x + y = 9$ $\frac{x}{4} + \frac{y}{5} = 1$

連立方程式代入法一次方程式
2025/4/11

与えられた連立一次方程式を解き、$x, y, z$の値を求める問題です。 $x + y = -1$ $y + z = 6$ $z + x = 3$

連立一次方程式線形代数方程式の解法
2025/4/11

画像には複数の問題がありますが、ここでは3番目の連立方程式 $\begin{cases} 7x - 2y = 16 \\ 3(12 - y) = 3x + y \end{cases}$ を解きます。

連立方程式方程式代数
2025/4/11

ベクトル $\begin{pmatrix} a \\ 1 \end{pmatrix}$ と $\begin{pmatrix} -2 \\ 3 \end{pmatrix}$ の和が $\begin{pm...

ベクトルベクトルの加算連立方程式
2025/4/11

与えられた不等式 $2x - \frac{\pi}{2} \geq \frac{\pi}{3}$ を解き、$x$の範囲を求めます。

不等式数式処理π
2025/4/10

与えられた不等式 $3x - \pi(x-1) > 3$ を解き、$x$の範囲を求める問題です。

不等式一次不等式数式処理不等式の解法
2025/4/10

与えられた不等式 $2x - 4x > -9 + 3$ を解き、$x$ の範囲を求めます。

不等式一次不等式解の範囲
2025/4/10

与えられた連立不等式 $\begin{cases} 1 - 2x > 4 \\ 2x + 7 \le 3 \end{cases}$ を満たす $x$ の範囲を求めます。

不等式連立不等式一次不等式解の範囲
2025/4/10

複素数 $z$ が純虚数であるための必要十分条件が $\bar{z} = -z$ であることを証明する。

複素数極形式複素平面絶対値偏角共役複素数
2025/4/10

複素数 $z = r(\cos\theta + i\sin\theta)$ が与えられたとき、以下の等式を確かめる問題です。 (1) $\bar{z} = r\{\cos(-\theta) + i\s...

複素数共役複素数絶対値偏角三角関数
2025/4/10