与えられた方程式は、$2 \log_{10}(x-2) = \log_{10}9$ です。この方程式を解いて、$x$ の値を求めます。

代数学対数方程式二次方程式真数条件
2025/5/25

1. 問題の内容

与えられた方程式は、2log10(x2)=log1092 \log_{10}(x-2) = \log_{10}9 です。この方程式を解いて、xx の値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、対数の性質を利用して、左辺の係数を対数の真数部分の指数にします。
log10(x2)2=log109 \log_{10}(x-2)^2 = \log_{10}9
次に、両辺の対数の真数部分が等しいことから、
(x2)2=9 (x-2)^2 = 9
この式を展開して解きます。
x24x+4=9 x^2 - 4x + 4 = 9
x24x5=0 x^2 - 4x - 5 = 0
この二次方程式を因数分解します。
(x5)(x+1)=0 (x-5)(x+1) = 0
したがって、x=5x=5 または x=1x=-1 が得られます。
しかし、x=1x=-1 を元の対数方程式に代入すると、log10(12)=log10(3)\log_{10}(-1-2) = \log_{10}(-3) となり、対数の真数が負になるため、この解は不適です。一方、x=5x=5 を代入すると、log10(52)=log10(3)\log_{10}(5-2) = \log_{10}(3) となり、真数は正なので、x=5x=5 は解として適切です。

3. 最終的な答え

x=5x = 5

「代数学」の関連問題

$x = \sqrt{6-4\sqrt{2}}$ が与えられているとき、以下の問いに答える。 (1) $x$ の整数部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、$a$ と $b$ の値を求める。 ...

根号実数式の計算有理化
2025/5/25

$x = \frac{2}{\sqrt{3}+1}$、 $y = \frac{2}{\sqrt{3}-1}$ のとき、以下の値を求めます。 (1) $x+y$ (2) $xy$ (3) $x^2 + ...

式の計算有理化平方根式の展開因数分解
2025/5/25

(1) $2(x+2)^3 + a(x+2)^2 + b(x+2) + c = 2x^3 - x^2 - 3x + 4$ が $x$ に関する恒等式となるように、定数 $a$, $b$, $c$ の値...

恒等式多項式部分分数分解
2025/5/25

多項式 $x^3 - 2x - 4$ を多項式 $B$ で割ると、商が $x-2$ で、余りが $11x - 22$ である。このとき、$B$ を求めよ。

多項式割り算因数定理
2025/5/25

不等式 $3x - a > 2(x + a)$ について、以下の問いに答えます。ただし、$a$ は定数とします。 (1) 不等式の解を求めます。 (2) 解が $x = -3$ を含まないが、$x =...

不等式一次不等式解の範囲
2025/5/25

問題30について、以下の2つの問いに答えます。 (1) $|a| = 4$, $|b| = 2$, $|a-b| = 2\sqrt{3}$のとき、$a \cdot b$の値を求めよ。 (2) $|3a...

ベクトル内積絶対値ベクトルの演算
2025/5/25

与えられた数式 $0^2 - 15.0^2 = 2a' \times 25$ を解き、$a'$ の値を求めます。

方程式数値計算平方
2025/5/25

不等式 $3x - a > 2(x + a)$ の解が $x > 1$ となるとき、$a$ の値を求める問題です。

不等式一次不等式解の範囲
2025/5/25

多項式 $A$ を $x-1$ で割ると、商が $x+3$、余りが $6$ である。多項式 $A$ を求めよ。

多項式割り算因数分解
2025/5/25

2次方程式 $x^2 + (m-3)x + 1 = 0$ が異なる2つの虚数解を持つとき、定数 $m$ の値を求めよ。

二次方程式判別式虚数解不等式
2025/5/25