半径1の円Cがx軸に接しながら滑ることなく回転するとき、円C上の定点Pの座標を媒介変数表示で求める。具体的には、OA = AP = ア、中心Cの座標は(イ,ウ)、$\overrightarrow{OP}=\overrightarrow{OC}+\overrightarrow{CP}$、$\overrightarrow{OP} = \begin{pmatrix} イ \\ ウ \end{pmatrix} + \begin{pmatrix} エ \\ オ \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} カ \\ キ \end{pmatrix}$となるので、$x = カ$, $y = キ$が求める媒介変数表示となる。アからキにあてはまるものを求める。

幾何学媒介変数表示ベクトル軌跡
2025/5/25

1. 問題の内容

半径1の円Cがx軸に接しながら滑ることなく回転するとき、円C上の定点Pの座標を媒介変数表示で求める。具体的には、OA = AP = ア、中心Cの座標は(イ,ウ)、OP=OC+CP\overrightarrow{OP}=\overrightarrow{OC}+\overrightarrow{CP}OP=()+()=()\overrightarrow{OP} = \begin{pmatrix} イ \\ ウ \end{pmatrix} + \begin{pmatrix} エ \\ オ \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} カ \\ キ \end{pmatrix}となるので、x=x = カ, y=y = キが求める媒介変数表示となる。アからキにあてはまるものを求める。

2. 解き方の手順

* まず、OA=APを考える。円がθ\thetaだけ回転したとき、x軸上を移動した距離OAは、円弧APの長さに等しい。円の半径が1なので、円弧APの長さはθ\thetaとなる。したがって、OA=AP=θOA=AP = \theta
* 次に、中心Cの座標を求める。円の半径が1でx軸に接しているので、y座標は1である。x座標は点Aのx座標と一致するので、θ\thetaとなる。したがって、中心Cの座標は(θ\theta, 1)。
* 次に、CP\overrightarrow{CP}を求める。PCA=θ\angle PCA = \thetaであるから、CP\overrightarrow{CP}のx成分は、1cos(θ+π)=cosθ1 \cdot \cos(\theta + \pi) = - \cos \thetaCP\overrightarrow{CP}のy成分は、1sin(θ+π)=sinθ1 \cdot \sin(\theta + \pi) = - \sin \theta。したがって、CP=(cosθsinθ)\overrightarrow{CP} = \begin{pmatrix} - \cos \theta \\ - \sin \theta \end{pmatrix}
* OP\overrightarrow{OP}を計算する。OP=OC+CP=(θ1)+(cosθsinθ)=(θcosθ1sinθ)\overrightarrow{OP} = \overrightarrow{OC} + \overrightarrow{CP} = \begin{pmatrix} \theta \\ 1 \end{pmatrix} + \begin{pmatrix} - \cos \theta \\ - \sin \theta \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} \theta - \cos \theta \\ 1 - \sin \theta \end{pmatrix}
* したがって、x=θcosθx = \theta - \cos \theta, y=1sinθy = 1 - \sin \theta

3. 最終的な答え

ア: θ\theta
イ: θ\theta
ウ: 11
エ: cosθ-\cos \theta
オ: sinθ-\sin \theta
カ: θcosθ\theta - \cos \theta
キ: 1sinθ1 - \sin \theta

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