四面体ABCDにおいて、$AD=2$, $BD=4$, $CD=6$, $\angle ADB = \angle ADC = \angle BDC = 90^\circ$である。 (1) 四面体ABCDの体積$V$を求めよ。 (2) $\triangle ABC$の面積$S$を求めよ。 (3) 頂点Dから平面ABCに下ろした垂線の長さ$d$を求めよ。
2025/6/19
1. 問題の内容
四面体ABCDにおいて、, , , である。
(1) 四面体ABCDの体積を求めよ。
(2) の面積を求めよ。
(3) 頂点Dから平面ABCに下ろした垂線の長さを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 四面体ABCDの体積を求める。
AD, BD, CDが互いに直交しているので、四面体ABCDはDを頂点とする三角錐と見なせる。底面をとすると、高さはCDとなる。
の面積は、
よって、四面体ABCDの体積は、
(2) の面積を求める。
まず、の各辺の長さを計算する。
ヘロンの公式を使う。
より
面積の公式を使う。
(3) 頂点Dから平面ABCに下ろした垂線の長さを求める。
四面体ABCDの体積は、で表される。
(1)より、
(2)より、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)