袋Aには1, 1, 2, 2の4枚のカード、袋Bには1, 2, 3, 3の4枚のカードが入っている。袋Aから取り出したカードに書かれた数を$a$、袋Bから取り出したカードに書かれた数を$b$とする。 (1) $a + b = 2$ となる確率を求める。 (2) $a + b = 3$ となる確率を求め、さらに $a + b$ の期待値を求める。
2025/5/25
1. 問題の内容
袋Aには1, 1, 2, 2の4枚のカード、袋Bには1, 2, 3, 3の4枚のカードが入っている。袋Aから取り出したカードに書かれた数を、袋Bから取り出したカードに書かれた数をとする。
(1) となる確率を求める。
(2) となる確率を求め、さらに の期待値を求める。
2. 解き方の手順
(1) となるのは、 かつ のときのみである。
袋Aで1を引く確率は 、袋Bで1を引く確率は 。
したがって、 となる確率は、
(2) となるのは、以下の2つの場合である。
* かつ
* かつ
袋Aで1を引く確率は 、袋Bで2を引く確率は 。
袋Aで2を引く確率は 、袋Bで1を引く確率は 。
したがって、 となる確率は、
の期待値を求める。
の期待値は
の期待値は
の期待値は であるから、
3. 最終的な答え
(1) となる確率:
(2) となる確率:
の期待値: