喫煙者と非喫煙者が病気になる確率をそれぞれ $q$ と $p$ とします。喫煙の相対危険度 $q/p$ が3であるとき、喫煙の寄与危険度 $q-p$ としてありえないものはどれかを問う問題です。
2025/5/26
1. 問題の内容
喫煙者と非喫煙者が病気になる確率をそれぞれ と とします。喫煙の相対危険度 が3であるとき、喫煙の寄与危険度 としてありえないものはどれかを問う問題です。
2. 解き方の手順
相対危険度が3であることから、 が成り立ちます。したがって、 となります。
寄与危険度は であり、 を代入すると となります。
ここで、 は非喫煙者が病気になる確率なので、 を満たします。したがって、 となります。
したがって、 となります。
選択肢を検討します。
- 0.2: より なのでありえます。
- 0.4: より なのでありえます。
- 0.6: より なのでありえます。
- 0.8: より なのでありえます。
選択肢にない場合を考えます。
とは確率であるので、 かつ を満たします。
なので、となり、となります。
よって、 となります。
はよりも大きいのでありえません。