グラフは4〜5年前と比較した食品別小売価格の変化を示しており、「かなり安くなった」、「少し安くなった」、「変わらない」、「少し高くなった」、「かなり高くなった」、「わからない・無回答」の割合が食品ごとに示されています。提示された3つの記述のうち、グラフを正しく説明しているものがいくつあるかを答える問題です。

確率論・統計学グラフ統計分析割合比較
2025/5/26

1. 問題の内容

グラフは4〜5年前と比較した食品別小売価格の変化を示しており、「かなり安くなった」、「少し安くなった」、「変わらない」、「少し高くなった」、「かなり高くなった」、「わからない・無回答」の割合が食品ごとに示されています。提示された3つの記述のうち、グラフを正しく説明しているものがいくつあるかを答える問題です。

2. 解き方の手順

まず、3つの記述それぞれについて、グラフの情報と照らし合わせて真偽を判定します。
* 記述1: 4〜5年前と比較してかなり安くなったと感じる割合が1番多い食品は牛肉である。
グラフを見ると、牛肉で「かなり安くなった」と答えた人の割合は31.6%です。他の食品の「かなり安くなった」の割合は、野菜が3.8%、鶏肉が11.4%、豚肉が7.5%、魚介類が14.3%なので、牛肉が一番多いという記述は正しいです。
* 記述2: 4〜5年前と比較してかなり高くなったと感じる割合が1番多い食品は魚介類である。
グラフを見ると、魚介類で「かなり高くなった」と答えた人の割合は7.3%です。他の食品の「かなり高くなった」割合は、野菜が6.8%、鶏肉が7.5%、豚肉が11.0%、牛肉が8.5%なので、魚介類が最も多いという記述は誤りです。
* 記述3: 鶏肉のかなり安くなったと感じる割合は、野菜の同割合の3倍以上である。
グラフを見ると、鶏肉で「かなり安くなった」と答えた人の割合は11.4%で、野菜で「かなり安くなった」と答えた人の割合は3.8%です。 11.4/3.8=311.4 / 3.8 = 3 なので、鶏肉の割合は野菜の割合のちょうど3倍であり、3倍以上であるという記述は正しいです。
上記の分析の結果、3つの記述のうち、記述1と記述3が正しいので、正しい記述は2つです。

3. 最終的な答え

2つ

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