(1) $1 \le x_1 < x_2 < x_3 \le 6$ を満たす整数の組 $(x_1, x_2, x_3)$ の個数を求める問題。 (2) 大中小3個のサイコロを投げるとき、目の和が7になる場合の数と、目の積が12になる場合の数を求める問題。 (3) A, B, C の3種類の商品を合わせて10個買うとき、買わない商品があっても良い場合の買い方の総数を求める問題。
2025/5/26
1. 問題の内容
(1) を満たす整数の組 の個数を求める問題。
(2) 大中小3個のサイコロを投げるとき、目の和が7になる場合の数と、目の積が12になる場合の数を求める問題。
(3) A, B, C の3種類の商品を合わせて10個買うとき、買わない商品があっても良い場合の買い方の総数を求める問題。
2. 解き方の手順
(1) を満たす整数の組の個数は、1から6までの6個の整数から異なる3個を選ぶ組み合わせの数に等しい。
したがって、その個数は で計算できる。
(2)
* 目の和が7になる場合:
まず、サイコロの目の組み合わせを列挙する。大きい順に考えると、(4, 2, 1), (3, 3, 1), (3, 2, 2) がある。
(4, 2, 1) の並び方は 3! = 6 通り。
(3, 3, 1) の並び方は 通り。
(3, 2, 2) の並び方は 通り。
よって、目の和が7になるのは、6 + 3 + 3 = 12通り。
* 目の積が12になる場合:
(6, 2, 1), (4, 3, 1), (3, 2, 2) がある。
(6, 2, 1) の並び方は 3! = 6 通り。
(4, 3, 1) の並び方は 3! = 6 通り。
(3, 2, 2) の並び方は 通り。
よって、目の積が12になるのは、6 + 6 + 3 = 15通り。
(3) A, B, C の3種類の商品を合わせて10個買うとき、買わない商品があっても良い場合の買い方の総数は、重複組み合わせの問題。
これは、3つの箱 A, B, C に合計10個の玉を入れる方法の数と考えることができる。
重複組み合わせの公式を用いると、
で計算できる。ここで n=3, r=10 なので、
3. 最終的な答え
(1) 20通り
(2) 12通り, 15通り
(3) 66通り