問題は3つあります。 * 問題1:52枚のトランプ(ジョーカーなし)で、手札にスペードが4枚ある状態で、5枚目にスペードが来る確率を計算します。対戦相手は9人であり、対戦相手のカードは不明です。 * 問題2:ファイブカード・スタッドポーカー。手札にスペードが4枚あり、5枚目を待ちます。対戦相手は9人です。 * (1) 対戦相手の中にスペードを持っている人がいない場合に、次にスペードが出る確率を計算します。 * (2) 対戦相手がスペードを7枚持っている場合に、次にスペードが出る確率を計算します。 * 問題3:手札が5, 6, 8, 9の4枚であるとき、次に7が来てストレートになる確率を計算します。対戦相手は9人で、27枚(3 x 9)のカードが表向きになっています。対戦相手は誰も7を持っていません。

確率論・統計学確率トランプポーカー条件付き確率
2025/5/27

1. 問題の内容

問題は3つあります。
* 問題1:52枚のトランプ(ジョーカーなし)で、手札にスペードが4枚ある状態で、5枚目にスペードが来る確率を計算します。対戦相手は9人であり、対戦相手のカードは不明です。
* 問題2:ファイブカード・スタッドポーカー。手札にスペードが4枚あり、5枚目を待ちます。対戦相手は9人です。
* (1) 対戦相手の中にスペードを持っている人がいない場合に、次にスペードが出る確率を計算します。
* (2) 対戦相手がスペードを7枚持っている場合に、次にスペードが出る確率を計算します。
* 問題3:手札が5, 6, 8, 9の4枚であるとき、次に7が来てストレートになる確率を計算します。対戦相手は9人で、27枚(3 x 9)のカードが表向きになっています。対戦相手は誰も7を持っていません。

2. 解き方の手順

* 問題1:
* 残りのカードは 524=4852 - 4 = 48 枚です。
* 残りのスペードは 134=913 - 4 = 9 枚です。
* したがって、次にスペードが出る確率は、948\frac{9}{48} で求められます。
* 問題2:
* (1) 対戦相手が誰もスペードを持っていない場合。
* まず、残りのカードは 524=4852 - 4 = 48 枚です。
* 対戦相手9人に伏せて配られた9枚のカードにスペードがない確率は、スペード以外のカードから9枚選ぶことを考えます。まず48枚からスペード13枚を除いた35枚から9枚を選びます。
* これは C(35,9)C(35, 9) 通りです。
* 配り方は全体としてC(48,9)C(48,9)通りあります。
* よって、対戦相手にスペードがないという条件の下で次にスペードが出る確率は、残りのスペードは 134=913 - 4 = 9 枚、残りのカードは 489=3948 - 9 = 39 枚であるため、939\frac{9}{39} で求められます。
* (2) 対戦相手が7枚スペードを持っている場合。
* 残りのカードは 524=4852 - 4 = 48 枚です。
* 対戦相手がスペードを7枚持っているということは、残りのスペードは 1347=213 - 4 - 7 = 2 枚です。
* 対戦相手9人が持っているカードの枚数を考慮して、残りのカードの枚数を計算する必要があります。
* 次にスペードが出る確率は、残りのカード数で割った、残りのスペードの枚数で求められます。 残り48枚のうち、対戦相手が7枚スペードを持ち、自分の手札に4枚スペードがあることから、残りスペードは2枚です。
* 対戦相手は全部で9人なので、伏せられたカードは9枚です。 したがって、残りのカードは 5249=3952-4-9 = 39枚。しかし、問題文に伏せられたカードについての記述がないので、5枚目のカードを引くときの全体の枚数は48枚とします。
* よって、次にスペードが出る確率は 248\frac{2}{48} です。
* 問題3:
* ストレートになるには、7が必要です。
* 使用されていない7の枚数は4枚です。
* 全体で分かっているカードの枚数は、自分の手札4枚 + 対戦相手の表向きのカード27枚 = 31枚です。
* 残りのカードは 5231=2152 - 31 = 21 枚です。
* したがって、次に7が来る確率は 421\frac{4}{21} で求められます。

3. 最終的な答え

* 問題1:948=316\frac{9}{48} = \frac{3}{16}
* 問題2:
* (1) 939=313\frac{9}{39} = \frac{3}{13}
* (2) 248=124\frac{2}{48} = \frac{1}{24}
* 問題3:421\frac{4}{21}

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