まず、一般項を部分分数分解します。
(2k−1)(2k+1)3=2k−1A+2k+1B とおきます。 両辺に (2k−1)(2k+1) をかけると、 3=A(2k+1)+B(2k−1) となります。 k=21 を代入すると、3=A(2), よって A=23 k=−21 を代入すると、3=B(−2), よって B=−23 したがって、
(2k−1)(2k+1)3=23(2k−11−2k+11) これを用いて、和を計算します。
∑k=1n(2k−1)(2k+1)3=∑k=1n23(2k−11−2k+11) =23∑k=1n(2k−11−2k+11) この和はtelescoping sum(望遠鏡和)になっているので、書き下してみると、
23[(11−31)+(31−51)+(51−71)+⋯+(2n−11−2n+11)] となり、多くの項が打ち消しあって、
23(1−2n+11)=23(2n+12n+1−1)=23(2n+12n)=2n+13n