関数 $f(x) = -x^3 + 6x^2 - 9x$ のグラフを描くために、極値と変曲点を求め、増減表の空欄を埋める問題です。⑧〜⑬に当てはまる数値を答えます。⑧〜⑪は1〜6の中から選択します。

解析学関数のグラフ極値変曲点微分増減表
2025/5/27

1. 問題の内容

関数 f(x)=x3+6x29xf(x) = -x^3 + 6x^2 - 9x のグラフを描くために、極値と変曲点を求め、増減表の空欄を埋める問題です。⑧〜⑬に当てはまる数値を答えます。⑧〜⑪は1〜6の中から選択します。

2. 解き方の手順

まず、与えられた導関数と二階導関数を確認します。
f(x)=3x2+12x9=3(x1)(x3)f'(x) = -3x^2 + 12x - 9 = -3(x-1)(x-3)
f(x)=6x+12=6(x2)f''(x) = -6x + 12 = -6(x-2)
次に、増減表を埋めていきます。
* x < 1 のとき、f'(x) < 0 なので、⑧には 2(-)が入ります。
* 1 < x < 2 のとき、f''(x) > 0 なので、⑨には 1(+)が入ります。
* f(1)=(1)3+6(1)29(1)=1+69=4f(1) = -(1)^3 + 6(1)^2 - 9(1) = -1 + 6 - 9 = -4 なので、⑩には -4が入ります。
* f(3)=(3)3+6(3)29(3)=27+5427=0f(3) = -(3)^3 + 6(3)^2 - 9(3) = -27 + 54 - 27 = 0 なので、⑪には 0が入ります。
* f'(x)=0となるx=1,3でf'(x)の符号が変わります。x=1でf'(x)が負から正に変わるので、x=1で極小値をとり、その値は-4です。x=3でf'(x)が正から負に変わるので、x=3で極大値をとり、その値は0です。よって、極大値は0なので⑫は0です。
* 変曲点はf''(x)=0となるx=2のときなので、変曲点のy座標はf(2)=(2)3+6(2)29(2)=8+2418=2f(2) = -(2)^3 + 6(2)^2 - 9(2) = -8 + 24 - 18 = -2より、-2なので、⑬は-2です。

3. 最終的な答え

* ⑧:2
* ⑨:1
* ⑩:-4
* ⑪:0
* ⑫:0
* ⑬:-2

「解析学」の関連問題

与えられた関数 $f(x) = \frac{e^{\arctan x}x(x-1)}{\sqrt{1+x^2}}$ の微分を求める問題です。

微分合成関数積の微分法則商の微分法則指数関数arctan
2025/5/28

関数 $f(x) = \frac{\sin x}{\sqrt{a^2 \cos^2 x + b^2 \sin^2 x}}$ の微分を求める問題です。

微分三角関数連鎖律商の微分公式
2025/5/28

与えられた関数 $f(x) = x\sqrt{x^2 + A} + A \log |x + \sqrt{x^2 + A}|$ (ただし $A \neq 0$) の微分を求める問題です。

微分関数の微分合成関数の微分積の微分
2025/5/28

関数 $f(x) = x\sqrt{a^2 - x^2} + a^2\sin^{-1}\frac{x}{a}$ (ただし、$a > 0$) の微分を求める問題です。

微分関数の微分逆三角関数積の微分合成関数の微分
2025/5/28

問題は不定積分を求めることです。具体的には、以下の関数を積分します。ただし、$a>0$とします。 $ \int \left( x\sqrt{a^2-x^2} + a^2\sin^{-1}\frac{x...

不定積分積分部分積分置換積分逆三角関数
2025/5/28

与えられた極限を計算します。 $$ \lim_{x \to \frac{\pi}{2}-0} \left( \tan x - \frac{1}{\cos x} \right) $$

極限三角関数ロピタルの定理
2025/5/28

与えられた極限を計算します。問題は、$\lim_{x \to 1} \frac{\log x}{1-x}$ を求めることです。ここで、$\log x$ は自然対数(底が $e$)を表します。

極限ロピタルの定理微分自然対数
2025/5/28

与えられた極限を計算します。 $\lim_{x \to 0} \frac{1 - \cos x}{x^2}$

極限ロピタルの定理三角関数微分
2025/5/28

与えられた三角関数の式を簡単にせよ。 (1) $\cos 50^\circ + \cos 130^\circ$ (2) $\tan 70^\circ \tan 160^\circ$

三角関数三角関数の公式和積の公式三角関数の簡約
2025/5/28

与えられた2つの関数を微分する問題です。 (1) $y = x^{\frac{1}{6}}$ (2) $y = \sqrt[4]{x^3}$

微分関数の微分累乗根指数関数
2025/5/28