与えられた式 $x^2 + xy - 2y^2 + 3x + 3y + 2$ を因数分解してください。

代数学因数分解多項式二次式連立方程式
2025/5/26

1. 問題の内容

与えられた式 x2+xy2y2+3x+3y+2x^2 + xy - 2y^2 + 3x + 3y + 2 を因数分解してください。

2. 解き方の手順

まず、2次式 x2+xy2y2x^2 + xy - 2y^2 を因数分解します。これは (x+ay)(x+by)(x + ay)(x + by) の形になるはずです。
ab=2ab = -2 かつ a+b=1a + b = 1 となる aabb を探します。a=2a = 2, b=1b = -1 が条件を満たします。
したがって、x2+xy2y2=(x+2y)(xy)x^2 + xy - 2y^2 = (x + 2y)(x - y) となります。
次に、与えられた式全体を (x+2y+p)(xy+q)(x + 2y + p)(x - y + q) の形に因数分解できると仮定します。ここで、ppqq は定数です。
この式を展開すると
(x+2y+p)(xy+q)=x2+xy2y2+(p+q)x+(2qp)y+pq(x + 2y + p)(x - y + q) = x^2 + xy - 2y^2 + (p+q)x + (2q-p)y + pq
となります。
与えられた式と比較すると、次の連立方程式が得られます。
p+q=3p + q = 3
2qp=32q - p = 3
pq=2pq = 2
最初の2つの式を解きます。p+q=3p + q = 3 より p=3qp = 3 - q です。
これを 2qp=32q - p = 3 に代入すると、2q(3q)=32q - (3 - q) = 3, つまり 3q3=33q - 3 = 3, したがって 3q=63q = 6, よって q=2q = 2 となります。
次に、p=3q=32=1p = 3 - q = 3 - 2 = 1 となります。
p=1p=1q=2q=2pq=2pq = 2 に代入すると、12=21 \cdot 2 = 2 となり、この条件も満たします。
したがって、与えられた式は (x+2y+1)(xy+2)(x + 2y + 1)(x - y + 2) と因数分解できます。

3. 最終的な答え

(x+2y+1)(xy+2)(x + 2y + 1)(x - y + 2)

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