与えられた2次方程式を f(x)=x2−2ax+a+6 とします。 この2次方程式の判別式を D とすると、実数解を持つための条件は D≥0 です。 また、2つの解がともに1より小さいという条件から、以下の3つの条件が成り立ちます。
(3) 軸 x=a<1 これらの条件を順に計算します。
(1) 判別式 D=(−2a)2−4(1)(a+6)=4a2−4a−24≥0 a2−a−6≥0 (a−3)(a+2)≥0 よって、a≤−2 または a≥3 (2) f(1)=12−2a(1)+a+6=1−2a+a+6=−a+7>0 (3) 軸 x=2(1)−(−2a)=a<1 これらの条件をすべて満たす a の範囲を求めます。 a≤−2 または a≥3、かつ a<7、かつ a<1 a≤−2 または a≥3 と a<7 の共通範囲は、a≤−2 または 3≤a<7 です。 さらに、a<1 との共通範囲を考えると、a≤−2 のみとなります。