まず、V′(r)=0 となる r の値を求めます。 πr2(2−1−r2r)=0 r2=0 または 2−1−r2r=0 r2=0よりr=0が得られます。 2−1−r2r=0より1−r2r=2 両辺を2乗すると、
1−r2r2=4 r2=4(1−r2) r2=4−4r2 r2=54 r=±52 r=±525 ただし、r は半径を表すため、r>0 である必要があります。また、r<1 でなければ平方根の中身が負になるため、0<r<1 である必要があります。 r=525 はこの条件を満たします。r=0も範囲を満たします。 次に、V′(r) の符号を調べます。 0<r<525 のとき、2−1−r2r>0 であるので、V′(r)>0 となります。 525<r<1 のとき、2−1−r2r<0 であるので、V′(r)<0 となります。 増減表は以下のようになります。
r | 0 | ⋯ | 525 | ⋯ | 1 ------- | -------- | -------- | -------- | -------- | --------
V′(r) | 0 | + | 0 | − | 不存在 V(r) | | ↗ | 極大 | ↘ |