四角形ABCDと面積が等しい三角形ABEを作る手順が示されています。 (1)では、手順の説明の空欄を埋め、(2)では、四角形ABCDと三角形ABEの面積が等しい理由を説明します。
2025/5/27
1. 問題の内容
四角形ABCDと面積が等しい三角形ABEを作る手順が示されています。 (1)では、手順の説明の空欄を埋め、(2)では、四角形ABCDと三角形ABEの面積が等しい理由を説明します。
2. 解き方の手順
(1)
① 対角線ACを引きます。
② 点Dを通り、ACに平行な直線lを引き、辺BCの延長との交点をEとします。
③ 線分AEを引きます。
(2)
三角形ABCの面積は共通です。
四角形ABCDの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACDの面積の和で表されます。
点Dを通りACに平行な直線を引いたので、ACとDEは平行です。
平行な2直線AC、DEにおいて、ACを底辺としたとき、三角形ACDと三角形ACEの高さは等しくなります。
したがって、三角形ACDの面積と三角形ACEの面積は等しくなります。
三角形ABEの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACEの面積の和で表されます。
上記の式とを代入すると、
したがって、四角形ABCDと三角形ABEの面積は等しくなります。
3. 最終的な答え
(1) ① AC、② D, AC, BC、③ AE
(2) 四角形ABCDの面積は三角形ABCと三角形ACDの面積の和で表されます。であるため、四角形ABCDの面積は三角形ABCと三角形ACEの面積の和に等しくなります。これは三角形ABEの面積に等しいので、四角形ABCDと三角形ABEの面積は等しくなります。