この数列の階差数列を計算し、さらにその階差数列を計算して、どのような数列になっているかを確認します。
元の数列を {an} とします。 {an}:2,10,24,44,70,102,140,… 階差数列 {bn} は次のようになります。 {bn}:8,14,20,26,32,38,… さらに階差数列 {cn} は次のようになります。 {cn}:6,6,6,6,6,… {cn} が定数なので、数列 {an} は2次の等差数列であるとわかります。 したがって、一般項は an=An2+Bn+C の形で表されます。 n=1 のとき a1=A+B+C=2 n=2 のとき a2=4A+2B+C=10 n=3 のとき a3=9A+3B+C=24 これらの連立方程式を解きます。
(2) - (1) より 3A+B=8 (3) - (2) より 5A+B=14 (5) - (4) より 2A=6 3(3)+B=8 B=8−9=−1 3−1+C=2 したがって、一般項は an=3n2−n となります。