与えられた数列 $2, 10, 24, 44, 70, 102, 140, \dots$ の一般項を求める問題です。

代数学数列一般項階差数列連立方程式
2025/5/27

1. 問題の内容

与えられた数列 2,10,24,44,70,102,140,2, 10, 24, 44, 70, 102, 140, \dots の一般項を求める問題です。

2. 解き方の手順

この数列の階差数列を計算し、さらにその階差数列を計算して、どのような数列になっているかを確認します。
元の数列を {an}\{a_n\} とします。
{an}:2,10,24,44,70,102,140,\{a_n\}: 2, 10, 24, 44, 70, 102, 140, \dots
階差数列 {bn}\{b_n\} は次のようになります。
{bn}:8,14,20,26,32,38,\{b_n\}: 8, 14, 20, 26, 32, 38, \dots
さらに階差数列 {cn}\{c_n\} は次のようになります。
{cn}:6,6,6,6,6,\{c_n\}: 6, 6, 6, 6, 6, \dots
{cn}\{c_n\} が定数なので、数列 {an}\{a_n\} は2次の等差数列であるとわかります。
したがって、一般項は an=An2+Bn+Ca_n = An^2 + Bn + C の形で表されます。
n=1n=1 のとき a1=A+B+C=2a_1 = A + B + C = 2
n=2n=2 のとき a2=4A+2B+C=10a_2 = 4A + 2B + C = 10
n=3n=3 のとき a3=9A+3B+C=24a_3 = 9A + 3B + C = 24
これらの連立方程式を解きます。
(2) - (1) より 3A+B=83A + B = 8
(3) - (2) より 5A+B=145A + B = 14
(5) - (4) より 2A=62A = 6
A=3A = 3
3(3)+B=83(3) + B = 8
B=89=1B = 8 - 9 = -1
31+C=23 - 1 + C = 2
2+C=22 + C = 2
C=0C = 0
したがって、一般項は an=3n2na_n = 3n^2 - n となります。

3. 最終的な答え

一般項は an=3n2na_n = 3n^2 - n です。

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