(1) 4で割ると1余る数の和
4で割ると1余る数は、4n+1(nは整数)の形で表されます。 1から200までの範囲で、4n+1を満たすnの範囲を求めます。 1≤4n+1≤200 0≤4n≤199 0≤n≤4199=49.75 したがって、nは0から49までの整数です。つまり、求める数はn=0,1,2,...,49に対応する4n+1です。 これらの数の和は、等差数列の和の公式を用いて計算できます。
初項は4(0)+1=1, 末項は4(49)+1=197, 項数は50です。 等差数列の和の公式は、2n(a1+an)(nは項数、a1は初項、anは末項)です。 したがって、和は250(1+197)=250(198)=50(99)=4950です。 (2) 4の倍数または6の倍数の和
4の倍数の和と6の倍数の和をそれぞれ求め、重複している12の倍数の和を引きます。
4の倍数:4n (nは整数)。1≤4n≤200 より 1≤n≤50。 4の倍数の和は∑n=1504n=4∑n=150n=4×250(50+1)=4×250(51)=4×25(51)=100(51)=5100 6の倍数:6n (nは整数)。1≤6n≤200 より 1≤n≤6200=33.33...。 よって、nは1から33までの整数。 6の倍数の和は∑n=1336n=6∑n=133n=6×233(33+1)=6×233(34)=6×33(17)=3(33)(34)=1122(3)=3366 12の倍数:12n (nは整数)。1≤12n≤200 より 1≤n≤12200=16.66...。 よって、nは1から16までの整数。 12の倍数の和は∑n=11612n=12∑n=116n=12×216(16+1)=12×216(17)=12×8(17)=96(17)=1632 4の倍数または6の倍数の和は、5100+3366−1632=8466−1632=6834