(1) 等差数列の一般項を求める。an=a1+(n−1)d より、 an=51+(n−1)(−4)=51−4n+4=55−4n an<0 となる n を求める。 55−4n<0 n>455=13.75 よって、n は自然数なので、第14項から負の数になる。 (2) 初項から第 n 項までの和を Sn とする。等差数列の和の公式 Sn=2n(2a1+(n−1)d) より、 Sn=2n(2(51)+(n−1)(−4))=2n(102−4n+4)=2n(106−4n)=n(53−2n)=−2n2+53n Sn が最大になる n を求めるために、Sn を平方完成する。 Sn=−2(n2−253n)=−2(n2−253n+(453)2−(453)2)=−2((n−453)2−162809)=−2(n−453)2+82809 n=453=13.25 のとき Sn は最大になる。 n は自然数なので、 n=13 または n=14 のときに Sn は最大になる可能性がある。 S13=13(53−2(13))=13(53−26)=13(27)=351 S14=14(53−2(14))=14(53−28)=14(25)=350 したがって、初項から第13項までの和が最大となり、その最大値は351である。