(1) 正五角形の面から作られる正十二面体について、頂点の数と辺の数を求める。 (2) 正二十面体について、頂点の数と辺の数を求める。

幾何学正多面体正十二面体正二十面体頂点オイラーの多面体定理
2025/5/28

1. 問題の内容

(1) 正五角形の面から作られる正十二面体について、頂点の数と辺の数を求める。
(2) 正二十面体について、頂点の数と辺の数を求める。

2. 解き方の手順

(1) 正十二面体について
面の数が12である。各面は正五角形である。
正十二面体の頂点の数をVV、辺の数をEEとする。
各頂点には3つの面が集まっている。
面の総数は12で、各面は五角形だから、面の辺の総数は12×5=6012 \times 5 = 60である。
しかし、それぞれの辺は2つの面で共有されているので、辺の数はE=602=30E = \frac{60}{2} = 30である。
各面は五角形であり、それぞれの角に頂点があるので、面の頂点の総数は12×5=6012 \times 5 = 60である。
各頂点には3つの面が集まっているため、頂点の数はV=603=20V = \frac{60}{3} = 20である。
(2) 正二十面体について
各面は合同な正三角形である。1つの頂点に集まる面の数は5である。
正二十面体の頂点の数をVV、辺の数をEEとする。
面の数は20である。
各面は正三角形なので、面の辺の総数は20×3=6020 \times 3 = 60である。
それぞれの辺は2つの面で共有されているので、辺の数はE=602=30E = \frac{60}{2} = 30である。
各面は三角形であり、それぞれの角に頂点があるので、面の頂点の総数は20×3=6020 \times 3 = 60である。
各頂点には5つの面が集まっているため、頂点の数はV=605=12V = \frac{60}{5} = 12である。

3. 最終的な答え

(1) 正十二面体の頂点の数は20であり、辺の数は30である。
(2) 正二十面体の頂点の数は12であり、辺の数は30である。

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