売価は 600+10x 円になり、売り上げ個数は 500−5x 個になります。 売り上げ金額 S は、売価と売り上げ個数の積で表されます。 S=(600+10x)(500−5x) これを展開すると、
S=300000−3000x+5000x−50x2 S=−50x2+2000x+300000 売り上げ金額が最大になるのは、この2次関数が最大値を取るときです。平方完成を行い、頂点を求めます。
S=−50(x2−40x)+300000 S=−50(x2−40x+400−400)+300000 S=−50((x−20)2−400)+300000 S=−50(x−20)2+20000+300000 S=−50(x−20)2+320000 この式から、x=20 のとき、S は最大値320000を取ることがわかります。 したがって、最大の売り上げ金額を得るための売価は、
600+10x=600+10(20)=600+200=800 円です。