まず、与えられた定積分の性質を利用します。積分区間が連続している場合、積分をまとめることができます。
∫abf(x)dx+∫bcf(x)dx=∫acf(x)dx これを用いて、最初の2つの積分をまとめます。
∫−11(−6x2+12x+7)dx+∫12(−6x2+12x+7)dx=∫−12(−6x2+12x+7)dx また、∫aaf(x)dx=0であるため、∫22(−6x2+12x+7)dx=0です。 したがって、求める定積分は、
∫−12(−6x2+12x+7)dx となります。
次に、不定積分を計算します。
∫(−6x2+12x+7)dx=−6∫x2dx+12∫xdx+7∫1dx=−63x3+122x2+7x+C=−2x3+6x2+7x+C ここで、F(x)=−2x3+6x2+7xとおきます。 定積分を計算します。
∫−12(−6x2+12x+7)dx=F(2)−F(−1)=(−2(2)3+6(2)2+7(2))−(−2(−1)3+6(−1)2+7(−1))=(−16+24+14)−(2+6−7)=22−1=21