1枚の100円硬貨を7回投げたとき、表がちょうど5回出る場合の数を求める問題です。

確率論・統計学確率二項分布組み合わせ
2025/5/28

1. 問題の内容

1枚の100円硬貨を7回投げたとき、表がちょうど5回出る場合の数を求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題は、7回の試行で5回表が出る組み合わせの数を求める問題なので、二項係数(組み合わせ)を使います。
7回の試行の中から5回表が出る回を選ぶ組み合わせの数を計算します。
組み合わせの公式は以下の通りです。
nCr=n!r!(nr)!_{n}C_{r} = \frac{n!}{r!(n-r)!}
ここで、nnは全体の試行回数、rrは成功(表が出る)回数、!!は階乗を表します。
この問題では、n=7n = 7r=5r = 5なので、以下のようになります。
7C5=7!5!(75)!=7!5!2!=7×6×5×4×3×2×1(5×4×3×2×1)(2×1)=7×62×1=422=21_{7}C_{5} = \frac{7!}{5!(7-5)!} = \frac{7!}{5!2!} = \frac{7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1)(2 \times 1)} = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = \frac{42}{2} = 21

3. 最終的な答え

21通り

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