(1) 3科目全てが得意な人数を求める。
* まず、生徒全体からどの科目も得意でない生徒の数を引く。140−20=120 (少なくとも1つ以上の科目を得意とする人数) * 次に、国語または英語が得意な人数が101人であることから、国語と英語の両方が得意な人数と、国語が得意な人数、英語が得意な人数を使って、英語が得意な人数を求める。
n(国∪英)=n(国)+n(英)−n(国∩英) 101=86+n(英)−15 n(英)=101−86+15=30 * 数学または英語が得意な人数が55人であることから、数学と英語の両方が得意な人数を求める。
n(数∪英)=n(数)+n(英)−n(数∩英) 55=40+30−n(数∩英) n(数∩英)=40+30−55=15 * 3科目全てが得意な人数を x とする。国語と数学が得意な人数は18人なので、国語と数学だけが得意な人数は 18−x 人。同様に、国語と英語だけが得意な人数は 15−x 人、数学と英語だけが得意な人数は 15−x 人。 * 国語だけが得意な人数は 86−(18−x)−(15−x)−x=86−18+x−15+x−x=53+x 人。 * 数学だけが得意な人数は 40−(18−x)−(15−x)−x=40−18+x−15+x−x=7+x 人。 * 英語だけが得意な人数は 30−(15−x)−(15−x)−x=30−15+x−15+x−x=x 人。 * 少なくとも1つ以上の科目を得意とする人数は120人なので、
(53+x)+(7+x)+x+(18−x)+(15−x)+(15−x)+x=120 53+7+18+15+15+x=108+x=120 (2) 3科目中1科目のみが得意な人数を求める。
* 国語だけが得意な人数は 53+x=53+12=65 人。 * 数学だけが得意な人数は 7+x=7+12=19 人。 * 英語だけが得意な人数は x=12 人。 * したがって、1科目のみが得意な人数は 65+19+12=96 人。