定積分 $\int_{-3}^{2} (3x^2 - 3) \, dx$ を計算します。

解析学定積分積分不定積分計算
2025/3/26

1. 問題の内容

定積分 32(3x23)dx\int_{-3}^{2} (3x^2 - 3) \, dx を計算します。

2. 解き方の手順

まず、被積分関数 3x233x^2 - 3 の不定積分を求めます。
3x23x^2 の不定積分は x3x^3 であり、33 の不定積分は 3x3x です。したがって、3x233x^2 - 3 の不定積分は x33x+Cx^3 - 3x + CCC は積分定数)となります。
次に、定積分の定義に従い、不定積分の x=2x=2x=3x=-3 での値を計算し、その差を求めます。
F(x)=x33xF(x) = x^3 - 3x とおくと、
F(2)=233(2)=86=2F(2) = 2^3 - 3(2) = 8 - 6 = 2
F(3)=(3)33(3)=27+9=18F(-3) = (-3)^3 - 3(-3) = -27 + 9 = -18
したがって、定積分の値は
32(3x23)dx=F(2)F(3)=2(18)=2+18=20\int_{-3}^{2} (3x^2 - 3) \, dx = F(2) - F(-3) = 2 - (-18) = 2 + 18 = 20

3. 最終的な答え

20

「解析学」の関連問題

与えられた極限 $\lim_{n \to \infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^n \frac{k}{\sqrt{n^2 + k^2}}$ の値を求めよ。これは定積分で表され、...

極限定積分変数変換積分計算
2025/4/10

$\lim_{n \to \infty} \frac{n}{\sqrt{n+1}}$ を計算する問題です。

極限数列関数の極限
2025/4/10

画像には、以下の5つの定積分の計算結果が示されています。 (a) $\int_{0}^{2\pi} \sin(mx) dx = 0$ (b) $\int_{0}^{2\pi} \cos(mx) dx ...

定積分三角関数フーリエ級数クロネッカーのデルタ
2025/4/10

極限 $\lim_{x \to \infty} (1 + \frac{1}{x})^x = e$ を示す問題です。ただし、ロピタルの定理は使用しません。

極限数列e二項定理収束実数
2025/4/10

$\lim_{x \to \infty} (1 + \frac{1}{x})^x = e$ をロピタルの定理を使わずに示す。

極限指数関数数列はさみうちの原理二項定理
2025/4/10

問題は、極限$\lim_{x \to \infty} (1 + \frac{1}{x})^x = e$を証明することです。

極限指数関数自然対数ロピタルの定理
2025/4/10

$x$ が無限大に近づくときの $(1 + \frac{1}{x})^x$ の極限が $e$ であることを、ロピタルの定理を使用せずに示す。

極限イプシロン・デルタ論法挟み撃ちの原理指数関数
2025/4/10

$\lim_{x \to \infty} (1 + \frac{1}{x})^x = e$ を証明してください。

極限関数の極限eロピタルの定理
2025/4/10

$\lim_{x \to \infty} (1+\frac{1}{x})^x = e$ であることを示す。

極限ロピタルの定理自然対数e
2025/4/10

$\lim_{x \to \infty} (1 + \frac{1}{x})^x$ を計算します。

極限ネイピア数e関数の極限
2025/4/10