集合 $A$ は9以下の正の奇数の集合、集合 $B$ は12の正の約数の集合である。 (1) 集合 $A$ と集合 $B$ の要素をそれぞれ書き並べて表す。 (2) 集合 $A$ と集合 $B$ の共通部分 $A \cap B$ を求める。 (3) 集合 $A$ と集合 $B$ の和集合 $A \cup B$ を求める。

算数集合集合の演算共通部分和集合
2025/5/28

1. 問題の内容

集合 AA は9以下の正の奇数の集合、集合 BB は12の正の約数の集合である。
(1) 集合 AA と集合 BB の要素をそれぞれ書き並べて表す。
(2) 集合 AA と集合 BB の共通部分 ABA \cap B を求める。
(3) 集合 AA と集合 BB の和集合 ABA \cup B を求める。

2. 解き方の手順

(1) 集合 AA は9以下の正の奇数の集合なので、A={1,3,5,7,9}A = \{1, 3, 5, 7, 9\} となる。
集合 BB は12の正の約数の集合なので、B={1,2,3,4,6,12}B = \{1, 2, 3, 4, 6, 12\} となる。
(2) ABA \cap BAABB の両方に含まれる要素の集合である。
A={1,3,5,7,9}A = \{1, 3, 5, 7, 9\}B={1,2,3,4,6,12}B = \{1, 2, 3, 4, 6, 12\} の両方に含まれる要素は1と3である。
したがって、AB={1,3}A \cap B = \{1, 3\} となる。
(3) ABA \cup BAA または BB に含まれる要素の集合である。
A={1,3,5,7,9}A = \{1, 3, 5, 7, 9\}B={1,2,3,4,6,12}B = \{1, 2, 3, 4, 6, 12\} を合わせると {1,2,3,4,5,6,7,9,12}\{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 9, 12\} となる。
したがって、AB={1,2,3,4,5,6,7,9,12}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 9, 12\} となる。

3. 最終的な答え

(1) A={1,3,5,7,9}A = \{1, 3, 5, 7, 9\}, B={1,2,3,4,6,12}B = \{1, 2, 3, 4, 6, 12\}
(2) AB={1,3}A \cap B = \{1, 3\}
(3) AB={1,2,3,4,5,6,7,9,12}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 9, 12\}

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