5個の数字 0, 1, 2, 3, 4 のうち異なる4個を並べて4桁の整数を作るとき、次の個数を求めよ。 (1) 4桁の整数 (2) 4桁の奇数 (3) 4桁の偶数
2025/5/29
1. 問題の内容
5個の数字 0, 1, 2, 3, 4 のうち異なる4個を並べて4桁の整数を作るとき、次の個数を求めよ。
(1) 4桁の整数
(2) 4桁の奇数
(3) 4桁の偶数
2. 解き方の手順
(1) 4桁の整数
まず、千の位に 0 が来ないように注意する。
千の位は 1, 2, 3, 4 のいずれかなので、4 通り。
百の位は、千の位で使った数以外の 4 つの数字(0 も含む)から選ぶので、4 通り。
十の位は、千の位と百の位で使った数以外の 3 つの数字から選ぶので、3 通り。
一の位は、千の位、百の位、十の位で使った数以外の 2 つの数字から選ぶので、2 通り。
よって、4 桁の整数の個数は
(2) 4桁の奇数
一の位が奇数(1 か 3)の場合と、そうでない場合で場合分けする。
(i) 一の位が 1 か 3 の場合:一の位は 2 通り。
千の位は 0 と一の位に使った数以外の 3 通り。
百の位は千の位と一の位に使った数以外の 3 通り。
十の位は千の位、百の位、一の位で使った数以外の 2 通り。
(ii) 一の位が 0, 2, 4 ではないので、上記のケースのみ考慮すればよい。
よって、4 桁の奇数の個数は 36 個。
(3) 4桁の偶数
4 桁の整数の個数は 96 個であり、4 桁の奇数の個数は 36 個である。
したがって、4 桁の偶数の個数は、全体の個数から奇数の個数を引けばよい。
3. 最終的な答え
(1) 96 個
(2) 36 個
(3) 60 個