1. 問題の内容
平面上に 個の円があり、どの2つの円も互いに交わり、3つ以上の円は一点で交わらないとき、これらの円は平面をいくつの部分に分割するかを求める。
2. 解き方の手順
個の円によって平面が分割される領域の個数を とする。
のとき、
のとき、
のとき、
個の円があるとき、 番目の円を追加すると、既に存在する 個の円とそれぞれ2回ずつ交わるので、 個の交点ができる。この 個の交点によって、 番目の円は 個の弧に分割される。それぞれの弧は平面を分割する領域を1つずつ増加させる。
したがって、 という漸化式が得られる。
漸化式 を解く。
のとき、
のとき、
したがって、 は で成り立つ。