表2に示されたグループA(6府県の道の駅の数)のデータの標準偏差を求め、選択肢の中から最も近い値を選ぶ問題。さらに、グループAとグループBの標準偏差を比較し、データの散らばり具合について適切な選択肢を選ぶ問題。グループBの標準偏差は7と与えられている。

確率論・統計学標準偏差分散データの散らばり
2025/5/29

1. 問題の内容

表2に示されたグループA(6府県の道の駅の数)のデータの標準偏差を求め、選択肢の中から最も近い値を選ぶ問題。さらに、グループAとグループBの標準偏差を比較し、データの散らばり具合について適切な選択肢を選ぶ問題。グループBの標準偏差は7と与えられている。

2. 解き方の手順

まず、グループAの道の駅の数のデータ(20, 21, 18, 10, 35, 22)の平均を計算する。
平均=(20+21+18+10+35+22)/6=126/6=21平均 = (20 + 21 + 18 + 10 + 35 + 22) / 6 = 126 / 6 = 21
次に、各データの平均からの偏差の二乗を計算する。
(2021)2=1(20 - 21)^2 = 1
(2121)2=0(21 - 21)^2 = 0
(1821)2=9(18 - 21)^2 = 9
(1021)2=121(10 - 21)^2 = 121
(3521)2=196(35 - 21)^2 = 196
(2221)2=1(22 - 21)^2 = 1
次に、これらの偏差の二乗の平均を計算する(分散)。
分散=(1+0+9+121+196+1)/6=328/6=54.666...分散 = (1 + 0 + 9 + 121 + 196 + 1) / 6 = 328 / 6 = 54.666...
最後に、分散の平方根を計算して標準偏差を求める。
標準偏差=54.666...7.39368...標準偏差 = \sqrt{54.666...} \approx 7.39368...
標準偏差に最も近い選択肢は7.4である。
グループAの標準偏差は約7.4、グループBの標準偏差は7である。
グループAの標準偏差はグループBの標準偏差より少し大きいので、グループAの方がデータの散らばり具合が大きいと考えられる。

3. 最終的な答え

ナ: ③
ニ: ⓪

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