(1) 全ての並べ方
8個の文字の中にAが3個、Bが2個あるので、同じものを含む順列の公式を使います。
全体の並べ方は、
3!2!8!=(3×2×1)(2×1)8×7×6×5×4×3×2×1=28×7×6×5×4=8×7×6×5×2=3360 通り (2) CとDが隣り合う並べ方
CとDをひとまとめにして、(CD) または (DC) と考えます。
(CD) または (DC) と A, A, A, B, B, E の7個の並び方を考えます。
(CD)または(DC)の2通りと、Aが3個、Bが2個あることから、
3!2!7!×2=(3×2×1)(2×1)7×6×5×4×3×2×1×2=27×6×5×4×2=7×6×5×4=420×2=840 通り (3) CがDよりも左にあり、かつEがDよりも右にある並べ方
C, D, E の順番は C, D, E または C, E, D または E, C, D など様々な可能性がありますが、C, D, E の位置関係が C...D...E の順になる並べ方を求めます。
まず、C, D, Eを全て同じ文字Xとして考えます。すると、A, A, A, B, B, X, X, X の8個の文字を並べることになります。
この並べ方は 3!2!3!8!=(3×2×1)(2×1)(3×2×1)8×7×6×5×4×3×2×1=6×28×7×6×5×4=8×7×5×2=560 通り 次に、X, X, X の場所に左から順に C, D, E を入れると、C...D...E の順になる並べ方の場合の数が求まります。