1, 2, 3, 4 の4枚のカードから続けて2枚を引き、最初に引いたカードを十の位、次に引いたカードを一の位として2桁の整数を作ります。この整数が3の倍数となる確率を求めます。ただし、引いたカードは元に戻しません。
2025/5/30
1. 問題の内容
1, 2, 3, 4 の4枚のカードから続けて2枚を引き、最初に引いたカードを十の位、次に引いたカードを一の位として2桁の整数を作ります。この整数が3の倍数となる確率を求めます。ただし、引いたカードは元に戻しません。
2. 解き方の手順
まず、起こりうる全ての組み合わせを考えます。最初に引くカードは4通り、次に引くカードは残りの3通りなので、合計で 通りの組み合わせが存在します。
次に、それぞれの組み合わせでできる2桁の整数が3の倍数になるものを探します。2桁の整数が3の倍数であるためには、十の位の数と一の位の数の和が3の倍数である必要があります。
起こりうる組み合わせは以下の通りです。
- 12: 1 + 2 = 3 (3の倍数)
- 13: 1 + 3 = 4
- 14: 1 + 4 = 5
- 21: 2 + 1 = 3 (3の倍数)
- 23: 2 + 3 = 5
- 24: 2 + 4 = 6 (3の倍数)
- 31: 3 + 1 = 4
- 32: 3 + 2 = 5
- 34: 3 + 4 = 7
- 41: 4 + 1 = 5
- 42: 4 + 2 = 6 (3の倍数)
- 43: 4 + 3 = 7
3の倍数となる組み合わせは、12, 21, 24, 42 の4通りです。
したがって、求める確率は、 となります。