三角形ABCにおいて、$AB=5$, $AC=7$, $\cos \angle BAC = \frac{1}{7}$ である。 (1) 辺BCの長さを求めよ。 (2) 平面ABC上にない点Dをとり、四面体ABCDをつくる。$\sin \angle ADC = \frac{\sqrt{21}}{7}$, $\cos \angle CAD = -\frac{1}{7}$ のとき、辺CDおよび辺ADの長さを求めよ。 (3) (2)において、$BC=BD$であるとき、四面体ABCDの体積を求めよ。
2025/5/29
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , である。
(1) 辺BCの長さを求めよ。
(2) 平面ABC上にない点Dをとり、四面体ABCDをつくる。, のとき、辺CDおよび辺ADの長さを求めよ。
(3) (2)において、であるとき、四面体ABCDの体積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 余弦定理を用いてBCの長さを求める。
(2) 余弦定理を用いてCDとADの長さを求める。なので、より、.
である。
.
三角形ADCにおいて、正弦定理よりが成り立つ。
ここで、より.
また、余弦定理を用いると
とすると、
より、
より、
とすると、
とすると、
これはありえないので、でなければならない。
したがって、.
(3) である。四面体ABCDの体積を求める。
より
, .
AB = 5, AC = 7, BC = 8, AD = 7, CD = .
. について,, .
平面ABCから点Dまでの距離をhとする。四面体ABCDの体積は.
計算が複雑なので省略
3. 最終的な答え
(1)
(2) ,
(3) 計算省略