1. 問題の内容
問題は、「単調増加関数には極値がありますか?」という問いです。
2. 解き方の手順
単調増加関数の定義を考えます。単調増加関数とは、 ならば が常に成り立つ関数です。
極値(極大値または極小値)とは、ある点の近傍において、その点の関数値が最大または最小になる値のことです。
単調増加関数は、常に増加し続ける(または同じ値を保つ)ため、その定義から極大値や極小値を持つことはありません。もし極大値を持つとすると、その点の前後で減少する部分が必要になりますが、単調増加関数ではそのようなことは起こりません。同様に、極小値を持つとすると、その点の前後で増加する部分が必要になりますが、単調増加関数ではそのようなことはありません。
3. 最終的な答え
いいえ、単調増加関数には極値はありません。