(1) まず、接点の座標を (t,t3+2) とおきます。 (2) 次に、y=x3+2 を微分して、y′=3x2 を求めます。これは、x における接線の傾きを表します。 (3) よって、x=t における接線の傾きは 3t2 となります。 (4) 接線の方程式は、y−(t3+2)=3t2(x−t) と表されます。 (5) この接線が点 C(1, 2) を通るので、この座標を代入します。
2−(t3+2)=3t2(1−t) −t3=3t2−3t3 2t3−3t2=0 t2(2t−3)=0 したがって、t=0 または t=23 です。 (6) t=0 のとき、接点の座標は (0,2)、接線の傾きは 3(0)2=0 なので、接線の方程式は y−2=0(x−0) より y=2 となります。 (7) t=23 のとき、接点の座標は (23,(23)3+2)=(23,827+2)=(23,843)、接線の傾きは 3(23)2=3(49)=427 なので、接線の方程式は y−843=427(x−23) となります。これを整理すると、 y=427x−881+843=427x−838=427x−419 y=427x−419 (8) まとめると、接線の方程式は y=2 と y=427x−419 となります。