## 1. 問題の内容

代数学平方根式の計算多項式整数部分小数部分
2025/5/29
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1. 問題の内容

問題は2つあります。
1つ目の問題は、6+3\sqrt{6} + 3の整数部分をaa、小数部分をbbとするとき、a2+b2a^2 + b^2の値を求める問題です。
2つ目の問題は、ある多項式から3x2xy+2y23x^2 - xy + 2y^2を引くはずが、間違えて加えたところ、2x2+xyy22x^2 + xy - y^2になった。正しい答えを求める問題です。
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2. 解き方の手順

### 1つ目の問題:6+3\sqrt{6} + 3の整数部分、小数部分とその計算

1. $\sqrt{6}$の整数部分を考える。$\sqrt{4} = 2$、$\sqrt{9} = 3$だから、$2 < \sqrt{6} < 3$。よって$\sqrt{6}$の整数部分は2。より詳しく、$2.4 < \sqrt{6} < 2.5$なので、$\sqrt{6} \approx 2.45$と近似できる。

2. $\sqrt{6} + 3$の整数部分$a$を求める。$\sqrt{6} + 3 \approx 2.45 + 3 = 5.45$なので、$a = 5$。

3. $\sqrt{6} + 3$の小数部分$b$を求める。$b = (\sqrt{6} + 3) - a = (\sqrt{6} + 3) - 5 = \sqrt{6} - 2$。

4. $a^2 + b^2$を計算する。

a2+b2=52+(62)2=25+(646+4)=25+1046=3546a^2 + b^2 = 5^2 + (\sqrt{6} - 2)^2 = 25 + (6 - 4\sqrt{6} + 4) = 25 + 10 - 4\sqrt{6} = 35 - 4\sqrt{6}
### 2つ目の問題:多項式の計算

1. 求める多項式を$P$とする。

2. 問題文より、$P + (3x^2 - xy + 2y^2) = 2x^2 + xy - y^2$。

3. $P$について解く。$P = (2x^2 + xy - y^2) - (3x^2 - xy + 2y^2) = 2x^2 + xy - y^2 - 3x^2 + xy - 2y^2 = -x^2 + 2xy - 3y^2$。

4. 正しい答えを求める。正しい答えは$P - (3x^2 - xy + 2y^2) = (-x^2 + 2xy - 3y^2) - (3x^2 - xy + 2y^2) = -x^2 + 2xy - 3y^2 - 3x^2 + xy - 2y^2 = -4x^2 + 3xy - 5y^2$。

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3. 最終的な答え

1. $a^2 + b^2 = 35 - 4\sqrt{6}$

2. $-4x^2 + 3xy - 5y^2$

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