与えられた関数に対して、ライプニッツの公式を用いて第 $n$ 次導関数を求めよ。 (1) $x^3 e^{2x}$ (2) $x^2 \log(1+x)$ (3) $x^3 \sin(2x)$
2025/5/30
1. 問題の内容
与えられた関数に対して、ライプニッツの公式を用いて第 次導関数を求めよ。
(1)
(2)
(3)
2. 解き方の手順
ライプニッツの公式は、2つの関数の積の 次導関数を求めるために使用されます。
ここで、 は二項係数であり、 は の 次導関数を表します。
(1) の場合
、 とします。
の導関数は次のようになります。
( の場合)
の導関数は次のようになります。
ライプニッツの公式を適用すると、
の4階以上の導関数は0であるため、4項までを考慮すれば十分です。
のとき、を回微分すると、になるので、注意します。
のときは、上の式で、となる範囲で足し合わせます。
の場合
(2) の場合
、 とします。
( の場合)
ライプニッツの公式を適用すると、
(3) の場合
、 とします。
( の場合)
ライプニッツの公式を適用すると、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)