## 1. 問題の内容

解析学微分積分逆三角関数対数関数
2025/5/30
##

1. 問題の内容

問題は以下の2つです。

1. 関数 $f(x) = 2 \arcsin x$ を微分し、正しい選択肢を選ぶ。

2. 関数 $f(x) = \frac{1}{x}$ を積分し、正しい選択肢を選ぶ(積分定数は省略)。

##

2. 解き方の手順

**問題1:**

1. $\arcsin x$ の微分を思い出す。

ddxarcsinx=11x2\frac{d}{dx} \arcsin x = \frac{1}{\sqrt{1 - x^2}}

2. $f(x) = 2 \arcsin x$ を微分する。

ddxf(x)=ddx(2arcsinx)=2ddxarcsinx\frac{d}{dx} f(x) = \frac{d}{dx} (2 \arcsin x) = 2 \cdot \frac{d}{dx} \arcsin x

3. 上記の結果を代入する。

ddxf(x)=211x2=21x2\frac{d}{dx} f(x) = 2 \cdot \frac{1}{\sqrt{1 - x^2}} = \frac{2}{\sqrt{1 - x^2}}
**問題2:**

1. $\frac{1}{x}$ の積分を思い出す。

1xdx=lnx+C\int \frac{1}{x} dx = \ln |x| + C

2. 積分定数を省略するため、$C=0$ とする。

1xdx=lnx\int \frac{1}{x} dx = \ln |x|
##

3. 最終的な答え

**問題1:**
21x2\frac{2}{\sqrt{1 - x^2}}
**問題2:**
lnx\ln |x|

「解析学」の関連問題

関数 $y = \frac{x+3}{x-1}$ の漸近線を求め、関数 $y = \frac{1}{x}$ をどのように変形・移動したものかを答える。また、グラフを描く。

関数分数関数漸近線グラフ変形
2025/6/1

与えられた3つの関数の定義域と値域を求める問題です。 (1) $y = \frac{1}{x-5}$ (2) $y = \sqrt{x-3}$ (3) $y = x^2 + 2x + 7$

関数の定義域関数の値域分数関数平方根二次関数平方完成
2025/6/1

与えられた積分を計算します。具体的には、$y = -\frac{1}{7}\int e^{3x}\cos(x) dx$ を計算し、$y$ を求めます。

積分部分積分指数関数三角関数
2025/6/1

与えられた式は $y = -\frac{1}{9} \int e^{3x} \cos(x) dx$ です。この積分を計算し、$y$ を求めます。

積分部分積分指数関数三角関数
2025/6/1

与えられた積分を計算し、その結果を7で割った値$y$を求める問題です。 $y = \frac{1}{7} \int e^{-\frac{x}{2}} \cos(x) dx$

積分部分積分指数関数三角関数
2025/6/1

与えられた和の式 $\sum_{k=1}^{n} \frac{1}{k(k+1)(k+2)}$ を計算せよ。

級数部分分数分解telescoping sum
2025/6/1

与えられた式 $g = \frac{4\pi^2}{(\frac{T_y}{100} - \frac{T_x}{100})^2} (l + \frac{D}{2})$ の両辺の対数をとり、微分してほし...

対数微分変数変換
2025/6/1

4点O(0,0), P(3,0), Q(2.5,2), R(0.5,2)を頂点とする台形の左回りの周をCとするとき、以下の線積分を求めます。 $\oint_C (2x+5y+20)dx + (3x+2...

線積分グリーンの定理偏微分台形
2025/6/1

次の不定積分を計算してください。 $\int \frac{\sin x - \sin^3 x}{1 + \cos x} dx$

不定積分三角関数置換積分部分分数分解
2025/6/1

与えられた微分方程式を解く問題です。微分方程式は次の通りです。 $y' - (2x+1)y = 2xe^x$

微分方程式1階線形微分方程式積分因子解法
2025/6/1