大小小の3つのサイコロを投げたとき、出た目の積が4の倍数になる場合の数を求める。

確率論・統計学確率場合の数サイコロ
2025/5/30

1. 問題の内容

大小小の3つのサイコロを投げたとき、出た目の積が4の倍数になる場合の数を求める。

2. 解き方の手順

全事象から、積が4の倍数にならない場合を引いて求める。
全事象は 6×6×6=2166 \times 6 \times 6 = 216 通り。
積が4の倍数にならない場合を考える。これは、以下の2つの場合に分けられる。
(i) 3つのサイコロの目が全て奇数の場合。
(ii) 3つのサイコロの目のうち、2つが奇数、1つが2または6の場合。
(i) 3つのサイコロの目が全て奇数の場合:
奇数は1, 3, 5の3種類なので、3×3×3=273 \times 3 \times 3 = 27 通り。
(ii) 3つのサイコロの目のうち、2つが奇数、1つが2または6の場合:
2または6が出るサイコロの選び方は3通り。
2または6の出方は2通り。
残りの2つのサイコロは奇数なので、それぞれ3通り。
よって、3×2×3×3=543 \times 2 \times 3 \times 3 = 54 通り。
したがって、積が4の倍数にならないのは 27+54=8127 + 54 = 81 通り。
求める場合の数は 21681=135216 - 81 = 135 通り。

3. 最終的な答え

135通り

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