与えられたグラフに対応する関数 $y = f(x)$ を求める問題です。グラフは (1) 直線、(2) 2次関数、(3) 3次関数の3種類があります。

代数学関数グラフ直線二次関数三次関数方程式
2025/5/30
## 回答

1. 問題の内容

与えられたグラフに対応する関数 y=f(x)y = f(x) を求める問題です。グラフは (1) 直線、(2) 2次関数、(3) 3次関数の3種類があります。

2. 解き方の手順

**(1) 直線**
直線のグラフは、y切片と傾きから求めることができます。
* y切片は6なので、(0,6)(0, 6)を通ります。
* x切片は4なので、(4,0)(4, 0)を通ります。
傾きは、2点間のy座標の差をx座標の差で割ることで求められます。
傾き mm は、m=0640=64=32m = \frac{0 - 6}{4 - 0} = \frac{-6}{4} = -\frac{3}{2}となります。
したがって、直線の式は y=mx+by = mx + b に傾き m=32m = -\frac{3}{2} とy切片 b=6b = 6 を代入して、y=32x+6y = -\frac{3}{2}x + 6 となります。
**(2) 2次関数**
2次関数のグラフは、頂点と他の1点の座標から求めることができます。
* グラフの頂点の座標は (1,4)(1, -4) です。
* グラフは (0,3)(0, -3) を通ります。
頂点の座標が (1,4)(1, -4) であることから、2次関数の式は y=a(x1)24y = a(x-1)^2 - 4 と表せます。
(0,3)(0, -3) を通ることから、この座標を上記の式に代入すると、 3=a(01)24-3 = a(0-1)^2 - 4 となります。
この式を解くと、a=1a = 1 となります。
したがって、2次関数の式は y=(x1)24=x22x+14=x22x3y = (x-1)^2 - 4 = x^2 - 2x + 1 - 4 = x^2 - 2x - 3 となります。
**(3) 3次関数**
3次関数のグラフは、x軸との交点と、極大値、極小値から推定できます。グラフの形状から、ここでは3次関数をy=a(x+1)(x2)(xc)y = a(x+1)(x-2)(x-c)のような形で近似することを考えます。
* x軸との交点はx=1x = -1x=2x = 2 にあります。
グラフを見ると、x=1x = -1 近傍では正の値から負の値に変わっているので、x+1x+1の因子を持ち、x=2x = 2近傍では正の値から負の値に変わっているので、x2x-2の因子を持つと考えられます。もう一つの因子は、x=0x = 0の近くで極大になることから、グラフの形状から、x=cx = cの因子を持つと考えられます。
グラフは原点付近で y=4y = 4 程度の値を持つため、x=0x=0, y=4y=4を代入すると、4=a(1)(2)(c)=2ac4 = a(1)(-2)(-c) = 2acとなり、ac=2ac = 2です。グラフの形状からccは正の値を持つと考えられるので、c=1c = 1と仮定すると、a=2a = 2となります。
すると、y=2(x+1)(x2)(x1)=2(x+1)(x23x+2)=2(x33x2+2x+x23x+2)=2(x32x2x+2)=2x34x22x+4y = 2(x+1)(x-2)(x-1) = 2(x+1)(x^2-3x+2) = 2(x^3-3x^2+2x+x^2-3x+2) = 2(x^3-2x^2-x+2) = 2x^3 - 4x^2 - 2x + 4となります。

3. 最終的な答え

(1) 直線: y=32x+6y = -\frac{3}{2}x + 6
(2) 2次関数: y=x22x3y = x^2 - 2x - 3
(3) 3次関数: y=2x34x22x+4y = 2x^3 - 4x^2 - 2x + 4

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