与えられたグラフに対応する関数 $y = f(x)$ を求める問題です。グラフは (1) 直線、(2) 2次関数、(3) 3次関数の3種類があります。
2025/5/30
## 回答
1. 問題の内容
与えられたグラフに対応する関数 を求める問題です。グラフは (1) 直線、(2) 2次関数、(3) 3次関数の3種類があります。
2. 解き方の手順
**(1) 直線**
直線のグラフは、y切片と傾きから求めることができます。
* y切片は6なので、を通ります。
* x切片は4なので、を通ります。
傾きは、2点間のy座標の差をx座標の差で割ることで求められます。
傾き は、となります。
したがって、直線の式は に傾き とy切片 を代入して、 となります。
**(2) 2次関数**
2次関数のグラフは、頂点と他の1点の座標から求めることができます。
* グラフの頂点の座標は です。
* グラフは を通ります。
頂点の座標が であることから、2次関数の式は と表せます。
を通ることから、この座標を上記の式に代入すると、 となります。
この式を解くと、 となります。
したがって、2次関数の式は となります。
**(3) 3次関数**
3次関数のグラフは、x軸との交点と、極大値、極小値から推定できます。グラフの形状から、ここでは3次関数をのような形で近似することを考えます。
* x軸との交点は と にあります。
グラフを見ると、 近傍では正の値から負の値に変わっているので、の因子を持ち、近傍では正の値から負の値に変わっているので、の因子を持つと考えられます。もう一つの因子は、の近くで極大になることから、グラフの形状から、の因子を持つと考えられます。
グラフは原点付近で 程度の値を持つため、, を代入すると、となり、です。グラフの形状からは正の値を持つと考えられるので、と仮定すると、となります。
すると、となります。
3. 最終的な答え
(1) 直線:
(2) 2次関数:
(3) 3次関数: