ある映画館の入場券には、1300円の大人券、800円の子供券、2000円の親子ペア券の3種類がある。ある日の入場券の販売額の合計は272900円であった。大人券の販売枚数は親子ペア券の販売枚数の半分より9枚少なく、販売枚数が最も多いのは親子ペア券、次が子供券、最も少ないのが大人券であったとき、大人券の販売枚数を求める。
2025/6/1
1. 問題の内容
ある映画館の入場券には、1300円の大人券、800円の子供券、2000円の親子ペア券の3種類がある。ある日の入場券の販売額の合計は272900円であった。大人券の販売枚数は親子ペア券の販売枚数の半分より9枚少なく、販売枚数が最も多いのは親子ペア券、次が子供券、最も少ないのが大人券であったとき、大人券の販売枚数を求める。
2. 解き方の手順
大人券の枚数を 、子供券の枚数を 、親子ペア券の枚数を とする。
問題文より、以下の式が成り立つ。
* (1) (販売額の合計)
* (2) (大人券の枚数と親子ペア券の枚数の関係)
* (3) (販売枚数の大小関係)
(2)式を変形して (4)
(1)式に(4)式を代入する。
(5)
(3)よりなので、である。
(5)より、
は整数なので、は8で割り切れる必要がある。
を満たす整数を探す。
のとき、
(tは整数)
のとき
このときを満たさない。
のとき
このときを満たさない。
のとき
このときを満たす。は成り立たない。
のとき
このとき を満たす。しかし、は成り立たない。
のとき
このとき を満たす。これは成り立つ。
3. 最終的な答え
大人券の販売枚数は37枚。